冒頭から末尾まで 重苦しい空気が漂うストーリー。
少女が失踪し、孤独な豪士(綾野剛)は村人から容疑者と見られて追いつめられる。近くの集落に住む善次郎(佐藤浩市)は村八分となり壊れていく。
誰かが犠牲にならなければ生きていけない、これこそが限界集落の集団心理の恐ろしさだ。
では、楽園はいったいどこにあるのか?
それぞれがそれぞれの楽園を見出すが、自分以外の者にとっては苦悩以外のなにものでもない。なかなか苦しいものであった。
紡役の杉咲花がなんとも素晴らしい。
間合いの取り方、台詞がなくとも台詞が伝わってくる。
まだまだ大きく成長しそうで期待大の女優さん。
(ドラマ「夜行観覧車」の時にすごい人が出できた!と思った。)
作家・吉田修一さんの本は、今年だけでも9冊読了。
まだ昔の本は読んでないけれど、新刊が出ると居ても立っても居られない。
気になる方です。
私のお気に入りレシピ
失敗なしで、いつももうちょっと多めに作ればよかったと後悔するけど、
きっとこのくらいが一番いいのかも。
炊き込みご飯に入れたり、カレーのご飯に入れたり、五目煮豆を作ったりと重宝してます。
少し残ったキムチが大活躍。脇役じゃなくて立派な一品になります。