1967年7月23日、デトロイト人種暴動のさなかに起きた「アルジェ・モーテル事件」。
この映画を見るまでは、このようなことがあったことなど全く知りませんでした。
公民権運動が施行されて2年になるのに黒人に対する扱いが平等になることもなく、白人たちに生活基盤を追いやられる。そして白人警察に意味もなく黒人を取り締まる深刻な事態。
白人警官がモーテルにいた人たちへの拷問は、見ていても脚がガクガク震えるほどの恐怖のなにものでもなかった。胸が張り裂けそうになるほど苦しい。
その後、裁判が始まるが・・・。
アルジェ・モーテルは取り壊されて今はもう存在しないそうだが、デトロイト暴動の核となるものは消えてしまったのか。これはデトロイトに限ったことではなく、アメリカの抱える問題である。
そして、オバマ大統領が誕生したことは、とても意味あることだったと思う。
テーマは重いけれど、劇場で見ていただきたい作品です。
ミスド
📚ドーナツについてのアンソロジーを読んだら、やっぱり食べたくなりました。
一番好きなのは、オールドファッション!
(写真にうつってない…)
昔ながらの生地しっかりめの卵ドーナツは、どこに行ったら手に入るかなぁ。